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忘れていた

そういえば自分もブログっぽいものを持っていたなと。
最近はコロナのせいかTwitterの方の居心地があまり宜しくないので、なんとなくこっちを再開してみる。
もともと外には出ない僕だが、流石にちょっと参ってくる位に外出しにくくなっている。
なので専ら本ばかり読んで過ごしている事が多い。

前回(2年前)から増えた本で面白かったのを一言レビューを添えて記しておこう。

  1. 論語 (岩波文庫)
    大体の日本人が影響を受けているであろう書物。
    儒学よろしく理想的な人や政の姿が描かれているが、しっかりとした思想がある人程一度読んでおいた方が良い。
    あまりに強く感銘を受けるようであれば、形式的理想主義の傾向にある可能性が高い。

  2. 教科書が教えない楠木正成 (産経新聞出版)
    日本人にすらマイナーな鎌倉〜南北朝時代に活躍した大楠公、大阪の人なら馴染み深い名前の筈。
    優れた軍配と高潔な思想、天皇への絶対な忠誠と華々しくも壮絶な最期を遂げた人。
    が、明治時代の帝国思想とマッチして過剰に担ぎ上げられた可哀想な人でもある。
    思想抜きにして優れた人であったし、何より北方謙三著の「破軍の星」でも出てた超熱い人だったので大好き。

  3. 犬たちの明治維新 ポチの誕生 (草思社)
    幕末の村や町で飼育されていた犬と現代のペット感との違いに多いに驚いた。
    犬の名前と言えばポチと言われる程になった過程を時代背景と歴史をなぞって検証している。
    そのまま読んでも楽しいが、ほんの少しだけ当時の知識を持っていれば更に楽しめるだろう。

  4. アイヌ学入門 (講談社現代新書)
    現代だと特定思想から利用されているアイヌ民族。
    一言でアイヌと言っても、実は人種すらも超えて民族として個々に分裂していたというのはあまり知られていない。
    学校で習うアイヌが、一般人の知るアイヌががいかにペラペラだったかを知りつつ、土地・民俗・地政から体系的に分類して歴史の流れとして追っていく読みごたえのある一冊。

  5. イスラーム文化 (岩波文庫)
    何となく仏教的な宗教観に緩く包まれ、あまり宗教を意識しない日本人の僕たち。
    しかし世界で見ると人類の2/5以上がイスラムに属している。
    少なくともグローバリズムを掲げるなら英語の次に知っておくべきだろう。
    これほど構造的な思想をベースにした宗教というのは他に見ない。

  6. デマルコ大いに語る (日科技連)
    ソフトウェアの品質管理の名著。
    自身の失敗を元にジョークを挟みつつソフトウェア品質の本質に触れるエッセイ。
    気軽に読んでいるとたまにハッとしてしまう事がある。

  7. 文豪どうかしている逸話集
    大正から昭和にかけて活躍した誰でも知っている文豪・詩人のぶっ飛んだエピソード集。
    僕がこの手の話をされた時に返す面白エピソードは、北斎の引っ越しエピソード。

  1. 天文の世界史 (インターナショナル新書)
  2. 時計の科学 (ブルーバックス)
  3. 天文学者たちの江戸時代 (ちくま新書)
    まだこの3冊は読めていないが、世界の時計と時計を作る為に発展した天文学を歴史の観点から勉強出来そうなラインナップ。
    早めに消化したいが、時計への熱が若干冷め気味なので熱くなった時に一気に読むつもり。
    ちなみに今は地図と地図を作るための天文学の歴史に熱くなっている。

以上、久々に140字以上の長い文章を書いたので疲れてしまった。

最近はごく短い短編とも言えない文章をこっそり書いているが、自分の表現力の無さと貧弱なlatex環境に辟易している。
色鮮やかな文章を書く素晴らしい作家に尊敬の念を抱かずには居られない。